前回、vol.1 ということで、山下達郎さんのソロアルバム第1作目の『CIRCUS TOWN』について、簡単に紹介もかねて書いてみました。
ニューヨークサイド、ロサンゼルスサイドとそれぞれレコーディングされた場所が異なり、そのレコーディングに参加したスタジオミュージシャンも異なるということで、A面・B面と聴きごたえがありそうなことをお分かりいただけましたでしょうか。
ここで、僕の個人的な選曲コーナーと題して、おすすめ曲をそれぞれ紹介したいと思います。
vol.1 でも同じことを書きましたが、この2曲の破壊力はマジで凄すぎる!
CIRCUS TOWN(サーカス・タウン)
アルバムの1曲目のCIRCUS TOWN(サーカス・タウン)は、アルバム名でもあるくらい、このアルバム全体の勢いを表しているかのような、軽やかなサウンドと日本人では表現できないようなリズム感を演出してくれています。
全体のグルーブ感は言うまでもなく完璧で、後ろから聴こえてくるコーラス隊のハモリは絶妙にマッチしています。約50年も前の曲なのに、なぜか古臭さは感じないところが何よりもすごいことだと感じます。
まー、古臭さを感じないのは、山下達郎さんの楽曲全般に言えることだと思いますね。
コーラスだけでなく、うっすらと聴こえてくるオーケストラも良い雰囲気を演出していますね。
よーく耳を澄ましてみると、山下達郎さんの得意なギターカッティングが軽やかに聴こえますね。たぶん、これも一つアクセントになっているのかもですね!
僕はドラムとベースの楽器をやるため、特にこの2つの楽器のリズム感とグルーブ感にいつも集中して聴くクセがあるんです。
特にドラムに関しては、右手のハイハットシンバルが終始16ビートを刻んでいるため、これが曲全体のグルーブ感とスピード感を作っているのかなと感じています。所々、フィルインが気持ちよく入ってくるところも、海外ミュージシャンならではのリズム感なのかもですね。
WINDY LADY(ウィンディ・レイディ)
CIRCUS TOWN(サーカス・タウン)に続いて、2曲目のWINDY LADY(ウィンディ・レイディ)は、曲の雰囲気が真逆と言っても過言ではないほど、重く、ダークな曲調です。
タバコの煙が似合う感じで、ちょっと悪そうな雰囲気。Funk Music なのか、R&B なのか、それともRock なのか。
この曲の特徴は、ドラム、ベースライン、Rhodes のキーボード、オーケストラ、曲の途中でのサックスソロなど、こんなにも聴きごたえのある曲はそうそう無いかも。
曲の初めからインパクトのあるベースラインとドラムラインは、音楽好きは間違いなくハマる。
ニューヨークで活動するスタジオミュージシャンでないと奏でられない裏打ちのリズム感と、ちょうどいい雰囲気のRhodes のキーボードから出る音色は、マネしたくてもできないかも 笑
音楽が好きで、ちょっとマニアックな曲を探している人は必ず聴くべきですね。
他にも色々と書きたいのですが、僕のボキャブラリーが足りず、これ以上は書けないので、この辺で終わりにしようかな。
まとめ
という感じで、つらつらと書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
要するに百聞は一見にしかず、と言うことで、とりあえず聴いてみてください!
家にターンテーブルがある方は、ぜひレコードで聴いてみるのも良いかもですね!🎵
約50年前にくらいに発売された山下達郎さんのソロ・デビュー・アルバム『CIRCUS TOWN』を特集してみましたが、僕がおすすめした2曲以外にも、個人的に気に入る曲があると思うので、ぜひ全曲聴いてみてください。
ロサンゼルスサイドに収録されている、LAST STEP(ラスト・ステップ)と言う曲も個人的に好きです。
山下達郎さんのライブに行ったことがある方はたぶん聴いたことがあるはずですが、ライブの最後らへんにギターの弾き語りで歌う曲ですね。
今回はロサンゼルスサイドに収録されている曲を深掘りしませんでしたが、人ぞれぞれ好きな雰囲気の曲は違うと思うので、もしかしたら、ロサンゼルスサイドに収録されている曲のほうが好み、なんてこともあるかもしれませんね!
次回も、僕の好きなアーティストや曲などを個人的な目線で取り上げてみますので、ぜひお楽しみに!
Bye!